
🏮 ホーランエンヤ
ほーらんえんや
大分県豊後高田市(桂川(玉津磯町〜若宮八幡神社)) · 毎年正月(満潮の時間を考慮して日程決定)
伝統芸能
大分県豊後高田市の桂川で毎年正月に行われる「ホーランエンヤ」は、豊漁と航海の安全を祈願する伝統祭事です。大分県の選択無形民俗文化財に指定され、おおいた遺産にも選定されています。 この祭りは江戸時代中期に始まり、当時島原藩領であった豊後高田から大阪の蔵屋敷へ年貢米を運ぶ廻送船の安全と豊漁を願う行事でした。「ホーランエンヤ」という名は「宝来栄弥」や「蓬莱へ、蓬莱へ」の掛け声が変化したものと言われています。 玉津磯町を出発した宝来船は、大漁旗や吹き流し、万国旗で華やかに飾られ、締め込み姿の若者が乗り込みます。下流の琴平宮(金毘羅宮)で餅を供えた後、上流の若宮八幡神社へ向かって「ホーランエンヤエンヤサノサッサ」の掛け声とともに上げ潮に乗って漕ぎ上がります。船から紅白の餅が撒かれ、川岸の観客から差し出された祝儀を、若者が厳寒の川に飛び込んで受け取る勇壮な様子は見どころです。
